就活情報サイト「リクナビ」の閲覧履歴を使った就活生の内定辞退率の予測販売について、リクルートキャリアは「学生の反発を重く受け止めた」として廃止した。一時停止の発表からわずか4日後で、対応も説明も変わった。
1日時点では「情報を第三者に提供する同意は得ていた」と主張。その上で、学生への説明が不明瞭との指摘を政府の個人情報保護委員会から受けたことを明かし、「(学生に)わかりやすい表現や説明方法を検討する」。再開をめざす構えだった。
しかし、学生に不利になりかねない予測を売っていたことから、「不安」「怖い」「裏切られた」という批判を浴びた。5日の広報文では「学生の心情に対する配慮不足こそが根本的な課題」とした。
今回公表した「7983人」は、本人から同意を得ずに予測を販売したという法令違反がはっきりした対象者だけ。説明が不明瞭なまま予測を販売した学生は別にいるのに、その数は依然、公表していない。
これらの学生についてリクナビ…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル